外壁の汚れにはどうやって対処する?外壁の清掃方法と注意点は?
自宅の外壁が汚れている気がするけど、どうやって掃除したらいいのだろう・・・と思ったことはありませんか。数年経ってくると、どうしてもコケや外気で汚れがついてしまいますよね。しかしそのまま放っておくと、さらにお手入れが大変な状況になってしまいます。今回紹介する方法で外壁清掃について正しく理解し、ぜひ実践してみてください。
なぜ外壁を清掃したほうがよいのか
そもそも外壁の掃除は、必要なのかと疑問に思う方もいるかもしれません。たしかに毎日紫外線や雨風にさらされているのが、普通で汚れるのは当たり前です。そこまで気にすることはないのでは?と思いますよね。
しかしそのままの状態で放っておくと、外壁の塗膜を劣化させたり、お家そのものが悪くなってしまったりする可能性があります。塗膜が劣化してはがれてしまうと、雨漏れにつながる場合も出てくるのです。そうした状況に陥らないためにも、こまめに清掃する必要があるのです。
外壁の清掃方法
では具体的にどのような清掃方法があるのでしょうか。自己流で進めて、逆に外壁を傷つけてしまわないためにも、これから紹介する内容を参考にしてみてください。
基本的な清掃方法
①外壁の汚れを洗い流す
まずはホース等で外壁に水をかけ、表面に付着している汚れを落としましょう。ポイントは上から下へ流すこと。汚れが下に落ちてくるので、上から流したほうが効率的です。
②スポンジやブラシで優しく洗う
次に水で落ち切らなかった汚れを、スポンジなどを使って洗っていきましょう。この際気を付けたいのが、決して強くこするのではなく、優しくこすることを心がけましょう。というのも強くこすりすぎると、外壁が傷んでしまうからです。
もし優しくこすって落ちない場合は、外壁専用の洗剤を使うのがおすすめです。専用洗剤なので、外壁の塗装を傷めることもなく使用でき、安心して使用できます。頑固な汚れに対しては、洗剤をつけて、数時間置いてみるのもよいでしょう。そうすると汚れが浮いてきて、強くこすらずに汚れが落ちるからです。
③洗い残しがないかチェックする
最後に洗剤がしっかり落ちているかどうか確認しましょう。洗剤が残ったままだと、変色などの原因にもつながるので気を付けましょう。
高圧洗浄機での清掃方法
家を建てたことがある人なら、気になる方も多いであろうケルヒャーなどの高圧洗浄機です。これで掃除すれば手間もかからず楽なのでは、と思う人もいるかもしれません。
しかし高圧洗浄機であれば、たしかに汚れは落ちますが外壁の塗装加工まで落としてしまいます。それにより、かえって汚れやすい外壁になってしまう可能性があります。そのため、高圧洗浄機の使用はあまりおすすめしません。
清掃時の注意点とは
外壁を清掃する際に、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。3点注意事項を記載したので、確認してから清掃を行ってみてください。
優しく洗うことを心がける
先ほども述べましたが、外壁を強くこすると傷をつけてしまう可能性があります。また表面の塗装を落としてしまうリスクも。スポンジなどでこするときは、優しく丁寧に洗うようにしましょう。
天候に気を付ける
雨や風のない日に清掃することをおすすめします。理由は雨や風がある日だと、せっかく洗ってもすぐに汚れが付着してしまうからです。そのため、晴れの日に清掃を行うのがベストといえるでしょう。
マスクや手袋を忘れずに
外壁の汚れは思っている以上に汚れています。あやまって汚れを吸い込んだり、触ったりしないようにマスクや手袋を必ず装着しましょう。
また高い場所に水をかけると、水しぶきが落ちてくる場合があり、目に汚れが飛んでくる可能性もあります。そのためゴーグルをつけておくと、さらに安心でしょう。
室内に水が入らぬよう注意
外壁に水をかける際気を付けたいのが、室内に水を入れてしまうことです。窓や換気扇など、思わぬ場所から入ってしまうことがあるので、注意が必要です。心配な場合は、養生テープを貼るなどして、対策すると安心でしょう。
清掃より塗り替えが必要?こんな症状が出たら要注意!
外壁を点検している際に、次に紹介するような状態になっている場合は、外壁の塗り替えを検討したほうがいいかもしれません。
清掃しても汚れる頻度が増えてくる
こまめに清掃していても、すぐに外壁の汚れが目立ってくる場合、塗り替えが必要である場合があります。外壁の塗装は汚れをはじく役割もあるため、すぐ汚れてしまう=塗装が弱くなっている可能性があるのです。
チョーキング現象が起こっている
外壁を触ったときに、チョークの粉のような白いものがついたならば、それはチョーキング現象が起こっています。紫外線にさらされることによって、塗料が劣化している証拠です。
外壁のひび割れ
もし外壁にひびが入っていた場合、建物の内部に水が入ってくる原因になります。この場合はすぐに塗り替えを検討する必要があるでしょう。
まとめ
いろいろと清掃方法についてみてきましたが、いかがでしたか。ただ汚れを落とすことだけでは、かえって外壁を傷つけてしまう恐れが分かったと思います。
軽めの汚れでしたら、自宅にあるもので簡単に落とすことができるので、まずは、汚れの度合いをチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか。そのうえで、適切なメンテナンスを行い、快適なお家ライフを送ってください。
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