外壁塗装にかかる費用をなるべく抑えたい!コスト削減のためにできることとは

公開日:2023/03/15   最終更新日:2024/03/12

外壁塗装にかかる費用をなるべく抑えたい!コスト削減のためにできることとは

外壁塗装にかかる費用は、塗る面積や使用する塗料の種類によって目安は異なりますが、平均すると100万円前後かかるといわれています。やはり100万円という金額は安くありませんから、なるべくなら安く抑えたいものです。コスト削減のためできることもあるので、なにをすればいいのか解説します。

外壁塗装のコストを抑える具体的な方法とは

コストを削減・抑えるための方法はひとつではなく複数あります。どのような方法があるのか、くわしく見ていきましょう。

見積もりは数社からもらう

同じような内容で工事を依頼する場合でも、業者によって料金が異なるものです。見積もりを数社に依頼し、比較検討するのがおすすめです。ただし、あまり多くの見積もりを比較するのは大変なので、3社か4社までにおさえましょう。また、費用に大きく差が出るものに塗料のグレードがありますが、見積もりは塗料のグレードを同じにして計算してもらってください。見積もりは業者に直接連絡してお願いするほか、Webの見積もりサイトを利用してもよいでしょう。

足場が必要な工事を同時に行う

外壁塗装工事は足場が必要になりますが、この足場の工事だけでもけっこうな価格になります。外壁塗装工事を請け負う業者が足場を組む工事も行うなら、別々に依頼するよりも費用を安く抑えることができます。ただし、そのように足場を組むところから塗装まで行う業者は多くはありません。足場を組む業者を別に頼む場合は、外壁塗装の工事のほかに屋根の塗装や雨どいの交換など、足場が必要になる工事も一緒に行うのもおすすめです。そうすることでほかの工事の際に、その都度足場を組む費用を節約できるでしょう。

閑散期を選んで塗装してもらう

外壁工事にも繁忙期があり、それが塗装に適した季節である春と秋です。春と秋は気温や湿度、天候などの条件がよいため、作業もはかどり塗料も乾きやすくなります。そのため、外壁塗装工事の依頼も春と秋に集中してしまうことが多く、それ以外の夏と冬は依頼が少なくなる傾向があります。完全に不向きな季節というわけではなく、業者もその季節に依頼を受けないわけではありません。閑散期ということで、いくらか値引きしてくれる可能性があるので交渉してみることをおすすめします。

国や自治体の補助金や助成金を利用する

家のリフォームで省エネ効果が期待できる工事を行う際に、国や自治体で補助金や助成金を出してくれる場合があります。外壁塗装の場合、塗料を遮熱効果があるものにすれば、省エネのための工事とみなされるのでもらえる可能性があります。ただし、住んでいる地域によってもらえる条件が異なるので、補助金や助成金については確認が必要です。

ここだけは削っちゃダメ!安くてもNGな業者とは

ほかと比べて安くてお得、そんな業者に依頼したくなるかもしれませんが、安い理由によって依頼するのが危険な場合もあります。いくら安くてもNGな業者について見ていきましょう。

見積書の内容があいまい

信頼できる業者なら見積書の内容がしっかりしており、具体的でわかりやすく記載されています。もし不明な点があっても、質問すればわかるまで丁寧に説明してくれるでしょう。それに対し、ダメな業者の場合は見積書の内容があいまいで、おおざっぱな記載であることも多いです。

よくあるダメな例は、外壁塗装工事を「一式」にして価格のみ表示されているような見積書です。信頼できる業者の見積書なら、足場を組む工事費用や高圧洗浄、養生などの費用もひとつひとつ記載され、塗料についてもどのようなものを使用するのかすべて具体的に記載されているはずです。そのような具体的な記載がなく、一式というおおざっぱなものなら、作業内容も業者の都合でいくらでも変更できてしまうでしょう。

足場工事費や高圧洗浄などが無料の場合

外壁塗装工事に欠かせない足場の工事、そして塗装する前に行う高圧洗浄を無料にする業者は要注意です。これなしでは外壁塗装ができないという、必ず必要な費用を無料にするということは、ほかの作業で手を抜いたり材料費を浮かせるために安いものを使用したりする可能性があります。

塗装の回数を減らす

外壁塗装で塗料を塗るのは、一般的に3回の作業が必要です。下塗り、中塗り、そして仕上げの上塗りと合計3回行うことで、ムラなくきれいに塗ることができ耐久性も充分発揮されるのです。費用を抑えようとして3回塗るところを2回に減らしてしまう悪徳業者もいるので、塗る回数は3回になっているか、確認するようにしてください。ただし、中には2回や4回塗るタイプの塗料もあるので注意してください。

高品質・低コストを目指すには業者選びが重要

コストが高ければ高品質な工事を行ってくれるとは限りません。また、低コストなら品質が期待できないというわけでもないのです。高品質な工事でありながら、コストを抑えることができる業者、そんな理想的な業者を選ぶようにしてください。そんな業者を選ぶのは難しい、そう思うかもしれません。大手の塗装業者ならどこを選べばいいのかと、迷ってしまうでしょうか。

しかし注目してほしいのは名前がよく知られている大手の塗装会社ではなく、地域密着型の地元業者です。地元で実績豊富な業者なら、誠意をもって対応してくれるうえ工事内容や費用についても相談できます。地元ということで、なにかあったときはすぐに駆けつけてくれるのも安心できるポイントでしょう。

まとめ

外壁塗装工事の費用を抑えることは可能ですが、安いことだけに飛びついてなぜ安いのかその理由を考えないのは危険です。悪徳業者なら作業の手抜きや材料を安いものにすることでコストを抑えるので、仕上がりや将来的な耐久性に問題が生じることがあるでしょう。依頼するならおすすめは地元の実績豊富な業者、3社~4社に見積もりをもらい比較検討して費用を抑えてみてください。

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美和建装の画像1
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