外壁塗装中は窓が開けられない？換気しにくいからこそやるべき対策とは

工事中は、工事内容によって窓が開けられないときがあります。一般的に2～3週間程度かかるといわれている工事中に、一度も窓を開けないのは苦しいものがあるでしょう。今回の記事では、窓を開けることができるタイミング、換気以外の方法、小さい子どもやペットがいる場合の過ごし方について紹介します。ぜひ参考にしてください。

塗装中は換気できない？換気をする方法とタイミング

塗装中に換気ができないわけではありません。まずは、喚起をする方法とタイミングを説明します。業者に質問して換気してもよいタイミングがあれば換気しましょう。

窓を開けることができるタイミングを知っておく

一般的に2～3週間程度かかるといわれている外壁塗装では、常に窓を閉めておかなくてはいけないわけではありません。しかし、常に窓を開けておいてもよいわけではありません。対策として、窓を開けることができるタイミングを知っておきましょう。これによりストレスを軽減できます。

工事1日目は、足場の組み立てと養生が行われるので換気不可です。工事2～4日目は、シーリング工事が行われますが換気可能です。工事5日目は、高圧洗浄が行われるので換気不可です。工事6～7日目は乾燥です。換気可能です。工事8日目は、下地調整と養生が行われるので換気不可です。

工事9日目は、下塗りが行われます。条件により換気可能です。工事10日目は、中塗りが行われます。条件により換気可能です。工事11日目は上塗りが行われます。条件により換気可能です。工事12日目は養生取りです。条件により換気可能です。工事13日目と工事14日目は、足場の解体と清掃なので換気可能です。

開けたい窓を業者に伝えておく

工事期間中であっても、換気可能や条件により換気可能な日があります。しかし、業者に換気したい窓を事前に伝えておかないと養生テープなどで窓を固定されてしまうかもしれません。換気したい窓を開けても問題ないのかを確認しましょう。また、工事のスケジュールが、悪天候などの理由により延期することも充分考えられます。勝手に自己判断せずに、工事のスケジュールを毎日業者に確認して、窓を開けても問題ないのかを知っておくようにしましょう。そうすることで、トラブルを防げます。

換気扇を使用する

こちらも業者に事前に伝えておくことで使用できるようになるでしょう。窓を開けて換気できても、塗料のにおいが室内に充満することがあります。換気扇を積極的に活用して塗料のにおいを屋外に排出しましょう。

換気以外に対策方法はある

換気しても、完全に綺麗な空気が室内に入ってくるわけではありません。換気だけではなく、そのほかの対策方法も知っておきましょう。

工事中はマスクを着用する

においを軽減できるとともに、壁の埃やゴミなどが気管支に侵入するのを防げます。咳き込みやすい人はあらかじめ準備しておきましょう。また、室内はこまめに清掃して床や家具の上などに埃やゴミが蓄積しないようにします。室内の汚れがひどい場合は、こまめにシャワーを浴びて服を着替えるようにしましょう。

できるだけ家の外で過ごすようにする

工事の時間帯は9時～16時頃です。その時間帯に家の外で過ごすようにするとストレスが軽減されるでしょう。工事中はにおいだけではなく、太陽の光が室内に入ってこないので、室内が日中でも真っ暗になってしまいます。朝なのか夜なのか分かりにくくなりストレスが蓄積されてしまうので、思い切って外で過ごすようにしましょう。在宅勤務の人は、気分が滅入ってしまう前にコワーキングスペースやカフェなどを利用して仕事しましょう。

小さな お子さんやペットがいる場合は対策しよう

小さな子どもはにおいで体調不良になるだけではなく、健康被害を受ける可能性があります。ペットもストレスが蓄積して体調を崩すことが考えられます。

できる限り空気が綺麗な環境で生活させる

埃やゴミが室内に充満する環境で子どもを生活させるのは、あまりよろしくありません。できる限り空気が綺麗な環境で生活させるほうが望ましいです。そのためには、外壁塗装を依頼する時期に意識を向けましょう。たとえば、子どもが夏休みに入る期間に依頼すれば、親戚などの家に子どもを預けて面倒をみてもらうとよいです。工事が終了するまでは、室内で生活させないほうが病気の予防になります。

ペットは外で預けることも視野に入れる

ペットは環境の変化に弱く、においにも敏感です。毎日のように作業員が出入りするとストレスを抱えてしまうでしょう。ペットの体調が崩れないようにするためには、ペットホテルに預けるか、親戚などの家に預けてみましょう。

まとめ

工事は2～3週間程度かかるといわれているので、思っている以上に長丁場です。室内ににおいが充満してしまうのはやむを得ないとは知りつつも、毎日のように業者が家に出入りしていると、気分がふさがってしまうことがあるでしょう。そのようなときは自宅の外に出てリフレッシュするようにしてください。ただし、空き巣被害に遭わないように、2階以上の窓も施錠するようにします。工事中は家がシートに覆われていて足場も組まれているので、空き巣の被害が後を絶ちません。嫌な思いをしないように対策を万全にしましょう。