外壁塗装に雨はNG!塗装がNGな理由とは

公開日:2023/01/15  


住宅を建築すると、必然と外壁の塗装が必要になってきます。経年劣化によるものや、何かの原因で塗装が必要になってしまう場合などさまざまですが、そんな外壁塗装はおすすめの時期や気候があるのでしょうか?よくいわれるのが雨の日の塗装ができないという情報ですが、はたしてそれは本当なのでしょうか?確認しましょう。

雨の日に作業がNGな理由とは

雨の日に外壁塗装がNGという理由は、さまざまな要因からそのようにいわれています。詳しく見ていきましょう。

塗料との相性

雨の日に作業を行うと、塗料が薄まってしまう可能性があります。薄まってしまうことにより、本来の性能が発揮されなくなってしまうことや、ムラ・仕上がりの良し悪しにも影響してしまいます。

乾燥の遅れ

雨が降ってしまうと、湿気が発生します。湿気は乾燥を妨げる最大の敵になるので、乾燥の遅れから、スケジュールの遅れや、乾燥不良での仕上がり、性能の低下を引き起こしてしまう場合があります。また、施工不良により、建物の劣化につながる恐れもあります。そのため、乾燥しにくい湿気の多い季節は避ける傾向にあります。

耐久性の低下

性能の低下の中に、耐久性の低下というデメリットも存在します。気象条件がそろわないなかで施工することにより、本来の耐久性より劣ってしまう可能性があります。耐久性は、外壁にとって重要視することのひとつです。耐久性を下げないために雨の日の施工は避けましょう。

作業中に雨が降ってしまった場合どうすればよいのか

作業中に雨が降ってきてしまった場合には、中断するのがベターといえます。外装塗装を行う業者も天気予報を見てスケジュールを組みますが、なかなか思い通りにいかないこともあります。しかし、雨が降ってしまっては、外壁塗装の仕上がりの問題や、塗装を行ってくれる職人の安全にもかかわるので、中止してもらいましょう。優良の塗装会社であれば、こちらから催促しなくても、中断との旨を伝えてくれます。

もし、雨の中、強行して作業を続けるようであれば、よい会社とはいえません。スケジュールがかつかつに組んでしまい仕方ないといわれるかもしれませんが、優良の会社では雨の日も計算に入れた余裕のあるスケジュールを組みます。また、雨で中断したため、追加料金を請求するといわれた場合には注意が必要です。基本的には雨による中断の場合は、費用は発生しません。塗装会社が設備など、他社からレンタルしている場合は、そのレンタル料が発生するのは仕方ないですが、基本的に発生しないと覚えておきましょう。

しかし、雨の日でも行える作業もあります。足場やビニールシートの設置、機材の搬入、高圧洗浄など、雨の中でも行うことができる作業があります。そのような作業を雨の日に行う場合もあるので、雨が降ったので中止という場合ばかりではありません。雨が降ってしまって中止になるのは、あくまで塗装の部分だと覚えておきましょう。

なるべく雨のシーズンは避けるべき?工期と料金もチェック!

雨のシーズンは思うように工事が進まず、歯がゆい思いをするかもしれません。しかし、雨が多い時期特有のメリットもあるので見ていきます。

工賃が安い場合がある

雨のシーズンは、工期が定まらないことや延びる可能性があることから、避ける人が多いのが現状です。そのような理由から、依頼者が減少するため、雨のシーズンである梅雨に関しては工賃を安めに設定している会社もあります。雨のシーズンでも構わない、とにかく安く施工してもらいたい方は、あえて雨のシーズンを選ぶという選択肢もあります。

スケジュールを取りやすい

工賃が安い場合と同じように、依頼者が減る梅雨はスケジュールの確保がしやすいというメリットがあります。春や秋などの施工におすすめの時期は依頼が多く、最悪の場合、スケジュールがいっぱいで引き受けてもらえない場合があります。そのようなデメリットを考えると、梅雨はスケジュールの調整が可能なメリットのある時期になります。

職人の作業がはかどる

梅雨は雨の日が多いものの、夏のような暑さや冬のような凍える寒さはありません。そのため、職人側からすると作業は比較的しやすい時期になります。乾燥のしやすさを考えると少しデメリットではありますが、上手に天気とスケジュールを調整することで、職人も作業がしやすく効率的な施工が行えます。

まとめ

雨の日の外壁塗装は、基本的にはNGとなっています。これは、塗装の仕上がりの低下や性能の低下、建物の劣化をまねく恐れがあるからです。スケジュールの中で雨になってしまった場合は基本的には中止し、晴れた日の再開を待ちます。その場合、工賃は発生しないので安心できます。また、雨の日でも行うことができる作業もあるので、その場合は通常通り工賃は発生します。また、雨の中、強行突破して作業を行う業者もありますが、そのような会社は、塗装の仕上がりや職人の安全面から見てもよくない会社といえます。外壁塗装におすすめの時期は春と秋になりますが、オーダーの少ない梅雨を逆手にとり依頼することも可能です。また、近年では、雨の日でも塗布できる塗装も発売されているので、気になる方は調べてみるとよいかもしれません。

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