家を売却する前に外壁塗装すべき?メリット・デメリットを比較!

公開日:2022/08/01   最終更新日:2024/03/12

家を売却する前に外壁塗装すべき?メリット・デメリットを比較!

家のメンテナンスは非常に重要であり、新築から10年が経過したタイミングで点検を行うのが推奨されています。とくに、外壁塗装は見た目をキレイにするだけでなく雨漏り対策にもつながるため、必要不可欠なメンテナンスといえるでしょう。そこで今回は「家を売却する前に外壁塗装すべき?」をテーマにメリットやデメリットを解説します。

実は売却前に外壁塗装するとコスパがよい!?

外壁塗装を行うことで家の見た目がキレイになります。さらに、雨漏り対策にもなるので長年住み続けるには必要なリフォームといえるでしょう。しかし、家の売却を検討している場合は外壁塗装をしたほうがよいのかと悩む方も多いのではないでしょうか。

外壁塗装は家の規模や階数によって金額が異なるものの、決して安いリフォーム工事ではありません。そのため、売却前に塗装工事を行うべきか慎重に検討している方が多いでしょう。ただ、売却前に外壁塗装を行うとコストパフォーマンスがよいといわれています。

たとえば、外壁塗装をしていない建物の場合、外壁が黒く汚れていたり、藻やカビが発生していたりする可能性があります。さらに、外壁にクラックや欠損ができていることもあるので見た目が悪いだけでなく、建物自体の寿命を縮める原因となっているのです。

そのままの状態で建物の売りに出しても、購入希望者が見つからなかったり、減額交渉されてしまったりするケースも少なくありません。やはり、物件を探している方はできるだけキレイな建物でメンテナンスをしっかりしている建物を優先的に探します。したがって、外壁塗装されている建物のほうがすぐに購入希望者が見つかったり、高値で取引されたりする傾向にあるでしょう。

つまり、売却前にお金をかけて塗装リフォームしても、比較的高値で売却できるのでコストパフォーマンスが高いのです。

売却前に外壁塗装をするメリット・デメリット

では、売却前に塗装をするメリットやデメリットについて見ていきましょう。売却前に外壁塗装を行う最大のメリットは早く売れるということです。塗装していれば見た目がキレイになるので、物件を探している人の目に留まりやすいでしょう。

さらに、高値で売れる可能性が上がります。塗装をしているということはメンテナンスをしっかりしているという証拠です。そのため、購入希望者の立場からするとしっかりとメンテナンスされている物件と判断されるので、提示額から減額交渉されずに売買に至るケースも少なくありません。

そのほか、売却後のリスクを減らせるというのも外壁塗装のメリットといえるでしょう。物件を売却した後にすぐに雨漏りが発生してしまった場合、購入者からクレームが入る場合があります。また、状態によっては修繕費用を請求されることもあるので、トラブルにつながるケースもゼロではありません。

しかし、あらかじめ外壁塗装をしておけば外壁部分をしっかりと保護できているので、外壁トラブルになるリスクを減らすことが可能です。一方、デメリットとして挙げられるのが塗装のコストでしょう。

外壁の面積によって変わるものの外壁塗装は安いリフォームではありません。売買時に高値で取引できる可能性があるとはいえ、外壁塗装費用を負担するのは少しハードルを感じますよね。

もちろん、塗装したからといって、必ずしも希望の値段で売却できるとは限りません。そのため、塗装にかかる費用分を損してしまう可能性があるのはデメリットといえるでしょう。

売却前に外壁塗装が必要か判断する方法

売却前に外壁塗装を行うことでさまざまな恩恵を受けられます。しかし、売却前に外壁塗装が必要かどのように判断すればよいか分からないという方も多いでしょう。ここでは売却前に外壁塗装が必要か判断するポイントを紹介します。

まず、外壁の状態を確かめるところからはじめます。外壁にカビや藻が発生していたり、クラックが発生していたりする場合は早急なメンテナンスが必要な状態です。購入希望者からすると物件を購入してもすぐにメンテナンスが必要になると判断されるのでスムーズに売買できない可能性があります。

そのため、クラックが発生していたりカビや藻が付着していたりする場合は外壁塗装を行ったほうがよいでしょう。そのほか、塗装費用を上乗せした金額で物件を売買できるか確認しておく必要があります。

仲介してくれる不動産会社に塗装費用を伝えたうえで、希望通りの金額で売りに出してもらえるか、さらに売買交渉してもらえるか、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

まとめ

外壁塗装を行うことで建物の見た目がキレイになるだけでなく、寿命を延ばすことが可能です。また、外壁塗装をしているということはしっかりとメンテナンスしているという証拠になります。そのため、売却前に外壁塗装をするべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は「家を売却する前に外壁塗装すべき?」をテーマにメリットやデメリットを紹介しました。家の売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

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